なぜ、私が不要になった本を図書館に寄贈するのか

私は、不要になってきた本は図書館に寄贈することにしている。 今回は、その話を少しだけ書いておく。 同じように考える人がいるかもしれないからだ。

まず、私はたくさんの本を買う。それも、物理的な本を買う。電子書籍より実際の紙の本を優先的に購入している。 物理的に本を購入すると、家が本で溢れてくる。 家のスペースには限りがあるので、溢れた本をどうにかしなければならない。

以前は、溢れた本を押入れに入れていたり、月額制の預かりサービスに預けていた。 しかし、それらの対策も暫定的な対策にしかならず、本が溢れていく。 日々の維持費もかかっていくので本を手放すことについて考え始めた。

本を手放すことについて考えたとしても、本を捨てるのは好きではない。 また、中古本として売るのも好きではない。あなたが大切にしていた本は10円です、と言われるのはなんか気分が良くない。 それなら、無料で引き取ってもらう方が希望がある。

そして、図書館に無料で寄付すると、誰かに辿り着くのかもしれない、という気持ちがある。 無料で寄付する先が他にあるのであれば他の場所も検討するかもしれない。 ただ、せっかくなので、地域の人や本に興味を持つ人に届いてもらえるといいな、という気持ちはある。

なので、実際のところは中古本でも悪くはない。値付けされるのが嫌なだけだ。